特設コース
D) ワークショップコース :
近年昂まりを見せる陶芸ブームのなか、長い歴史を有する窯元としての霞仙に訪れる人々が寄せる期待は、作陶以外にも、実に多様化しています。そこで新たに、事前のお申し込みにより、講義と実演を主体としたワークショップコースをご用意致しました。
内容の一例
陶芸技法の面から:
陶芸教室で本格的に作陶を続けていらっしゃるの方々はある意味ではお手軽≠ネ窯場の一日陶芸体験よりも、技法書やビデオだけでは解決できない日頃の疑問や質問を、プロの作陶家に実際に尋ねてみたい、その技を実見してみたいという方が意外に多くいらっしゃいます。そんなご希望に、土造り釉造りから電気、ガス、薪窯による焼成まで、型物の日用食器から2尺を超える大皿までと幅広く制作している窯元として、作品造りに役立つアドバイスや実演でお応えいたします。
古窯探訪を趣味とする方々に:
焼物を軸にテーマを持った旅をしていらっしゃる方々に、日本六古窯の筆頭・瀬戸焼の古い技法を守り伝え、国の伝統的工芸品として指定を受ける赤津焼の歴史の概略や代表的な技法等に付いて、赤津七釉と12の技法を中心に、実物や実演を交えて解説いたします。
懐石器としての織部焼をテーマに:
産地名を冠する備前焼や信楽焼と異なり織部焼や志野焼は、その人気にも関わらずあまり正しい理解がされていません。茶懐石の器として生まれた織部・志野・黄瀬戸を中心に、”織部って何?””志野と萩ってどこが違うの?”といった良くあるご質問に、作陶家の立場からその成立や制作の実際について解りやすくお話しします。桃山の写しから魯山人写まで幅広く手掛ける霞仙では、美術館収蔵品の写しも実際手にとって御覧いただけます。
産業としての瀬戸焼をテーマに:
焼物の代名詞として”瀬戸物”の呼称が使われるほど産地としての歴史と底力を持ちながら、早くから観光地として開けた萩焼や備前焼と異なりその実態が意外と知られていないのが瀬戸焼です。十二代続く窯元として、当家敷地内の仙左衛門窯跡の出土品から見る江戸期の瀬戸本業窯の製品や、家に残る昔の窯焼の苦労話などを交えてお話しします。
所用時間 ご希望の内容によりご相談の上決定
料金 30分程度の講義に付き お一人様¥1,000より(おみやげ1点付) |